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小規模事業者持続化補助金一般枠通常型第18回公募要領が公開されました。
昨年度は公募が1回だったのに対し、今年度は既に第17回の公募が6月に終わり、第18回が11月に予定されています。
小規模事業者向けの補助金で補助上限額は大きくありませんが対象経費も幅広いこともあり、人気の補助金です。
事業実施期間も今年度は比較的長いため使い勝手がよくなっています。
※申請は、電子申請システムでのみ受け付けます。郵送での申請は一切受け付けません。
GビズIDのアカウント発行は以下のURLより
https://gbiz-id.go.jp/top/
公募期間
申請受付開始 2025年10月3日(金)
申請受付締切 2025年11月28日(金)17:00
事業支援計画書発行の受付締切 2025年11月18日(火)(※)
交付決定予定 2026年3月~
事業実施期限 2027年2月26日(金)迄
上記のように事業実施期間は約1年にわたります。補助金を受給するためには、補助事業実施期間内に完了させる必要があります。
また採択後には交付申請が必要となりました。
こちらは2027年1月29日までに事務局に正式な見積書を提出し、受理されることで初めて交付決定されます。上記の期日までに見積書の提出がなされていない場合は、採択取消しとなりますのでお早めにご対応ください。
交付決定が出てから補助事業開始となるため、発注は交付決定以降になります。
補助事業の終了後には実績報告書および経理証憑・成果物の画像等の提出が必要です。
申請受付締切は11月28日ですが、事業支援計画書(様式4)発行の受付締切は11月18日のため申請を計画されている事業者様はお早目の対応が必要です。
管轄の商工会又は商工会議所に事前問い合わせをオススメします。
詳細は以下のURLからお願いします。
https://r6.jizokukahojokin.info/index.php
補助対象となる事業者
・小規模事業者であること
▼サービス業(宿泊業・娯楽業除く)
常時使用する従業員の数が5人以下。
▼製造業その他、又はサービス業のうち宿泊業・娯楽業
常時使用する従業員の数が20人以下。
補助率・補助上限
補助率2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)
補助上限50万円
ただし下記の要件を片方、又は両方満たすことで最大200〜250万円まで引き上がります。
要件1)インボイス特例50万円上乗せ(※1)
要件2)賃金引上げ特例150万円上乗せ(※2)
(※1)インボイス特例の適用条件
補助事業の終了時点で「適格請求書発行事業者」の登録を受け、かつ、以下①②のいずれかに当てはまる事業者
①2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者であった事業
② 2023年10月1日以降に創業した事業者
(※2)賃金引上げ特例の要件
採択後、補助事業の終了時点において事業場内最低賃金が申請時の事業場内最低賃金より+50円以上である場合に限ります。
補助対象経費
こちらは今までと特に変更はありません。
1)機械装置等費
2)広報費
3)ウェブサイト関連費(※)
4)展示会等出展費(オンライン含む)
5)旅費
6)新商品開発費
7)借料
8)委託・外注費
※ウェブサイト関連費は、補助金交付申請額及び交付すべき補助金の額の確定時に認められる補助金総額の1/4(最大50万円)を上限とします。「ウェブサイト関連費のみ」による申請はできません。
まとめ
この補助金は第14回公募まで採択率は50〜60%を推移していました。
しかし第15回は41.8%、第16回は37.2%とここ最近の公募では低下が見られます。
これは第15回より開始された電子入力形式での事業計画書作成と予算の関係と想定されます。
申請者数 | 採択者数 | 採択率 | |
---|---|---|---|
第13回 | 15,308 | 8,729 | 57.0% |
第14回 | 13,957 | 8,497 | 60.9% |
第15回 | 13,336 | 5,580 | 41.8% |
第16回 | 7,371 | 2,741 | 37.2% |
今年度の募集は今回が最後と思われます。弊社でも申請サポートを行っていますので、申請を考えている事業者様はぜひご相談お待ちしております。